湿度を極める!・・・飽和水蒸気圧表から露点温度を求める。

実は湿度というものの原点は飽和水蒸気圧表なのです。

これは湿度-測定方法(JIS Z 8806)で入手できます。

よく相対湿度から絶対温度を計算する式が欲しいと聞かれますが、

これらの式は近似式も多くこの表を使うのが一番のお薦めなんですね。

 

例として室内が温度23.2℃、相対湿度45%と仮定して説明しましょう。

 

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今回はこの表を使って温度と相対湿度から露点温度を求める方法を書きたいと思います。

相対湿度を求める式は・・・   U=e/es × 100

U:相対湿度(%) e:水蒸気圧(Pa) es:飽和水蒸気圧(Pa)

これを頭に入れてご覧下さい。

仮に温度23.2℃の時の飽和水蒸気圧を表から見つけます。

この表では縦軸が小数点以上の温度。

横軸が小数点以下の温度となっています。

したがって縦軸で23、横軸で2の飽和蒸気圧を見るんですね。

答え・・・2845.2Paが飽和水蒸気圧となります。

 

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次に湿度を45%と仮に設定します。

飽和水蒸気圧は相対湿度100%となるので、

相対湿度の式から45%の水蒸気圧を逆算します。

これで1280.3Paが求められます。

そうです・・・相対湿度は意外に難しいのですよ。

 

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今度は飽和水蒸気圧表から露点温度を求める作業をします。

これは簡単ですね。

1280.3Paに一番近い数字を表から探すだけなのです。

1278.4Paが近いのですが一致することはめったにありません。

もう少し正確にする場合は隣の1286.9Paと比の計算をします。(参考)

ここで温度を読んでください。

縦軸が10℃、横軸が.6℃となり10.6℃が露点温度になります。

 

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この露点温度をビールの温度でイメージすると・・・

ビールをコップに注ぐとコップの周りに結露が生じます。

これがコップの表面温度が10.6℃以下になると結露が始まるという意味なんですね。

以上が温度・湿度・露点温度の関係でありました。

 

まあ、基本ビールは10℃以下が美味しいので、

こんな表現をしてみたのです。

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