燻製醤油製造装置その2・・・燻製醤油を作ろう!

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いよいよ、燻製醤油の製造です。

直接、醤油を燻製器に入れる方法だと、

熱が加わり風味が損なわれます。(温燻)

でも、『液燻くん1号』はチューブを使うことで温度が下がるため、

理想的な冷燻が出来るのも素晴らしいポイントですね。

 

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まずはガラスの容器に醤油500ccを入れます。

この時に容器とフィルターを熱湯消毒する必要があります。

特に器は選びませんが開口部がそこそこ広く高さがある方が良いと思います。

 

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スモークウッドミニをバーナーで点火(3分以上)

しばらくしっかり煙が安定するまで放置してください。

 

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ペンキ缶の中に入れれば準備完了。

すぐエアーポンプのスイッチを入れます。

 

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ブク・ブク・ブク・ブク・ブク・・・・!

 

泡が出ない場合は一方のコック開を確認、

密閉をしっかりする為にペンキ缶の蓋を締め直してください。

醤油の泡が溢れそうになったらちょっとポンプを止めるといいでしょう。

この状態で20分~30分流し続けます。

これで超簡単に燻製醤油が出来上がりました。

 

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小分けする容器を熱湯消毒してから

詰め分けてください。

温湿度マイスター武田は普段お世話になっている方達のために・・・

冒頭のラベルを貼りこんな粗品にしてみました。

 

さて、お次は試食・・・・・・・

燻製醤油を使ったレシピを紹介しますね!

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燻製醤油製造装置その1・・・原理から装置製造まで

kunseisyouyu1当ブログ(温度×湿度×圧力=)の母体である(株)第一科学では、

日本一とも言える湿度を作り出すノウハウがあるのです。

その一つとされるのがバブリング技術であります。

写真のように空気を細かい気泡にして水の中を潜らすことで、

ほぼ100%rhに近い湿度空気が得られるのですね。

 

そこでその技術を応用して液体の燻製化に応用してみました。

 

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全体のフロー図がこちらです。

アウトドアでの使用を考え電池式のエアーポンプを使います。

自己燃焼タイプのスモークウッドを密閉できるペンキ缶に入れます。

ペンキ缶入り口からエアポンプで空気を送り、

取り出した燻煙をフィルターを通し液体の中でバブリング。

これが逆に煙を吸って燻煙する方法だと樹木のヤニでポンプが壊れてしまうのですね。

 

このように燻製の成分が液体の中に溶け出す仕組みであります。

おそらく大量生産にも耐えられる仕組みだと思いますね。

今回は皆さんもホームセンターで購入できる部品でしっかりした物を作ってみました。

その名も燻製醤油製造装置改め・・・『液燻くん1号』 ・・・です。(^_^;

 

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購入したのがこちらの品々・・・・・

なんと液燻くん1号は3000円切って出来上りました。

まあ、市販の燻製醤油が200㍉㍑ 2000円ですから

1回作れば元が充分取れておつりが出ます(笑
 

ペットショップ売り場(水槽関連)
一方コック               2個   320円
シリコンチューブ          1.5m   220円
アトム4 携帯用乾電池式エアポンプ    1台  1400円
水作エイト 交換プラストン(2ケ入り) 1袋   190円

工具売り場
ペンキ缶 直径155mm 高さ150mm  1缶   350円
5mmナット/ワッシャ(一方コック用)   2個   100円

アウトドア
スモークウッドミニ           1本   280円
老舗さくらST-1371

100円ショップ
蒸し鍋底 直径145mm         1個   100円
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  合計                    2960円

 

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缶の底が熱くならないように蒸し鍋底を入れるのですが、

径が大きいのでペンチで曲げて入るようにします。

無ければアルミホイルを丸めて敷物にしても良いでしょう。

 

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ペンキ缶の上下に2つドリルで穴を開け、

漏れ止めの接着剤を付けてコックを取り付けます。

チューブは50cmと100cmで切り、

長いチューブの方にフィルタ(交換プラストン)を取付ければ完成です!

 

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そして組み上がった写真がこちらです。

かなり品質が高く5000円ぐらいでも売れそうな雰囲気かな!(笑

 

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まずは水にフィルタを入れ起動。

おおっ見事バブリング成功しました。

ペンキ缶の蓋をしっかり閉じるのがコツです。

 

次回はいよいよ、燻製醤油の製造です。

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