空き缶で風を計るシリーズ4 ビューフォート風力階級表とは?
実際に空き缶で風を計るフィールドテストの前に、
今までの風速を知る方法としてビューフォート風力階級表を紹介します。
イギリス海軍提督のフランシス・ボーフォートが1806年に提唱したそうで、
今から200年も前の技術なんですね。
したがって当時は飛行機など無いですから、
海上の様相と風速を13段階に表すのが重要だったようです。
特に船は風上に向かうのと下に向かうのでは風速に差が出ます。
風下にまっすぐ進むときに風が無くなるときがあります。(船速=風速)
自分の力で漕ぐカヌーなどですごく実感したことがありますよ。
陸上バージョンがこちらになります。
う~ん。かなり目安的です。
たとえば空き缶が倒れる風速は風速3.2m/sec。
風力階級2 顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動き出す。
ここら辺が主観的なんですね。
「風速には相当風速(開けた平らな土地で地上10mの高さでの10分間の平均風速)を用いる。」
と定義されているのでちょっと矛盾も感じます。
僕と同じように木の葉って大きいの?小さいの?どんな木?
などと突っ込む方が多いそうです。