温度を極める!その1・・・熱とはなんだろう?
最近、テレビで有機物と無機物の違いについて放送されました。
ごく普通に聞いた言葉なのですがちゃんとに文字すると答えられませんよね。
超簡単に言えば燃やせば水(水蒸気)と二酸化炭素ができるものです。
専門的に言うと炭素を含む化合物の大部分となるのですが、
一般の方からすると何のこっちゃ?となるわけであります。(写真:プロパンの分子モデル)
さらに無機物になると有機物を除いたすべての物質だそうです。
同じ炭素を含んでも二酸化炭素は無機質なので・・・
意外に曖昧なカテゴリー分けのような気がしました。
「今、30℃だから暑いね」と普段使いしているものですが、
これも学術的に表現するとビックリするものなのですね。
温度とは物質を構成する分子運動のエネルギーの統計学的な値。
温度には下限が存在し、
分子運動が止まっている状態が温度 −273.15 ℃(絶対零度)です。
そうなのです・・・
温度は分子運動がふなっしーのシャカシャカ状態だと高く。
動いていないときは低いというイメージですね。
そこで温度という分子運動のエネルギーを伝える方法として、
大まかに図のような物になります。
物から物へと熱が伝わる熱伝導という現象がそのひとつ。
空気などの気体から物へと伝わる方法もありますね。
この地球でありがたく感じるのが太陽光という光エネルギー波による伝達。
遠赤外でおなじみの赤外光や輻射熱による伝達。
電子レンジなどは温度伝達のイリュージョン。
直接、分子を揺すって発熱するエネルギー波による伝達などたくさんあります。
温度を極めるシリーズではこのように熱を計る&環境を作り出すをテーマに進めていきます。
手法が多いだけに色々な切り口でご紹介できると思いますのでお楽しみに!
温度を極めることでほんと・・・
古典的な技術から最新のテクノロジーまでがつながりますよ。