空き缶で風を計る5 フィールドテスト in檜原湖の巻
さて、缶と風速のデータが出来たのでいよいよフィールドテストを行いました。
場所は福島県の檜原湖であります。
ここのキャンプ場は磐梯山をかすめて来る風が結構強く・・・
私もタープのポールが折れること3回。
試験場所としては最適なキャンプ場ですね。
実際のフィールドテストに使ったのがベーン式風速計。
簡易的に測るのには充分なものです。
この風速計もこの企画に協賛いただいたタスコジャパンさんから用意いただきました。
用意した缶を机の上に置く準備ですが、
そのままだと缶が滑ってしまい倒れません。
そこで厚紙を切りテーブルに張って滑り止めとしました。
この時、水平を確認するのも重要です。
缶と缶との間も50cm以上開けて乱流による相互干渉を防ぎます。
ただし風が一方から吹く場合は平行に並べるように置けば問題ないと思いますよ。
風よ! は~やく来い。
しかし・・・予想に反して無風が続きました。
カタン!
やっと確認できたのが空き缶の3~4m/sの倒れです。
まあ・・・こんなものだよね(泣
ちなみに経験では8m/sぐらいの風速でタープが飛ばされたりするので、
150ccの水を入れた缶が倒れたら素直に撤収いたしましょう。
次回は農薬散布と空き缶で風を計る関係を記事にしますね。