掲載No: 10-003
直流電源ZXシリーズ
品名 直流電源
型式 ZXシリーズ

メーカー:(株)高砂製作所

フルデジタル制御の新ズーム搭載

特長

ズーム機能搭載でLタイプの場合、最大出力電圧の80Vから最大出力電圧の1/8にあたる10Vまで(Mタイプは最大出力電圧の320Vから80Vまで、Hタイプは最大出力電圧の640Vから80Vまで)レンジ切替等無しで無段階に最大出力電力までディレーティングなしで取り出せます。ダイオード等の非線形負荷に対して出力ON時の電流オーバーシュートを防止する機能や並列接続でも過渡回復特性を劣化させない新回路方式を採用、1台で従来方式の電源の数台分の出力範囲をカバーするズーム方式(無段階にあるレンジをあたかも自動で切換制御をおこなうような方式)の直流電源です。低い電圧域でのパワー不足を解消し効率良く使えます。


出力電圧
0~80V/0~320V/0~640V
出力電力
400W/800W/1600W  並列接続で16kWまで
 
フルスペック8倍ズーム出力(L/Hタイプ)
エクステンションレシオ1:8(*1)の広範囲で定格電力の出力が可能です。テストベンチなどで色々な電圧で使用する場合にも最適です。
一般的な可変定電圧(CV)、可変定電流(CC)方式の直流電源では、最大出力電圧よりも低い電圧で使用する場合、最大出力電流が固定の為、取出せる最大電力は低下して行きますが。ZXなら最大出力電流が出力電圧に応じ無段階可変です。この機能で、一般的な固定レンジ直流電源5~8機種分の動作範囲を1台でカバーします。 周囲温度や出力時間などの制限なしで定格電流、定格電力で連続出力できます。
*1: 定格電力が得られる最小電圧と最大電圧の比

L/HタイプのほかにMタイプ(0~320V)も新発売

ズーム比を4倍に抑えさらにお求めやすい価格にしたMタイプもラインナップ追加

Lタイプ(0-80V)とHタイプ(0-640V)は8倍ズーム

Hタイプも8倍ズームで、80V~640Vの広範囲を定格電力で連続出力可能です。Lタイプ同様に内部抵抗可変機能が装備されており自然エネルギー利用の太陽光発電の太陽電池、コジェネレーションシステム(コジェネ)などの分散型発電の燃料電池(I-V特性に近似可能)など、高電圧インバータ用パワーコンディショナー(パワコン:DC/ACインバータ )やDC/DCコンバータなどの内部抵抗を可変して試験する必要がある場合や広い入力電圧範囲が必要な擬似電池としても使用できます。
ZX-Lタイプ ZX-Mタイプ ZX-Hタイプ
Lタイプは10Vから80Vの間なら最大電力まで出力 Mタイプは80Vから320Vの間なら最大電力まで出力 Hタイプは80Vから640Vの間なら最大電力まで出力
フルデジタル制御、4桁設定、4桁計測
電圧、電流の設定は4桁のデジタル表示できめ細かな設定ができます。
また、設定ツマミは電圧用と電流用の2個に分けてあるので、スピーディな操作ができます。計測は出力電圧、出力電流に加え、出力電力の表示も装備しました。計測値は4桁表示で正確な読み取りができます。
内部抵抗可変機能 (フル機能(A付き型番 ZX-LA,ZX-HAなど)に装備)
定電圧モードで動作しているとき、負荷電流による電圧降下を意図的に発生させることができます。
この機能により化学電池(放電時)の内部抵抗や太陽電池燃料電池のI-V特性を近似させることができます。
※直流的な動作に限ります。過渡的な現象の近似には適しません。
全機種シリアル通信ポートを標準装備
シリアル通信ポートを標準装備し、マルチ接続した31台を1個の通信ポートで制御
操作性・特性とも強化された並列運転機能(*2
並列接続の概念を破るインテリジェント並列運転機能を搭載しました。今までの並列運転機能に比べとても簡単に(同一機種で最大10台まで)できるようになりました。並列台数を増やす場合も減らす場合も、面倒な設定は電源任せでOKです。
負荷電流、負荷電力の計測値は各機の合計値をマスター機に集中表示するので、従来のようにマスター機とスレーブ機それぞれの電流表示をユーザーが加算する煩わしさから解放されます。 並列運転の準備はオプションの並列運転ケーブルを接続し、各機の出力を負荷へ接続するだけで完了。並列台数はマスター機が自動検出するので、台数の誤設定や制御ケーブル抜けによる出力値の誤設定や計測値の誤表示を防止します。
並列台数を増加しても過渡回復特性(*3)が劣化しない、新マスタースレーブ方式を採用。マスター、スレーブ間の制御遅れがなく、常に良好な過渡回復特性を維持します。
*2 : 並列運転は同一機種に限ります。
*3 : 定電圧動作での負荷電流急変に対する電圧変動の回復特性
出力ON時の電流オーバーシュート防止CC優先機能
電力用ダイオードや高出力LEDなどに一定の電流を流して通電試験を行う用途では、従来の直流電源では出力オン時に出力電流がオーバーシュートしてしまい内部回路に改造を加える必要がありました。 これは、従来の直流電源が主に定電圧での使用を想定しているためで、ダイオードのように非線形なV-I特性を持つ負荷に対して、定電圧モードで立ち上げ→電流ゼロ→順方向閾値電圧を越える→電流急激に上昇→定電流設定値をオーバー→電流制御開始(トランスファ領域)→定電流に安定という過程をたどるためでした。 ZXシリーズでは使用目的にあわせて定電圧(CV)優先モードと定電流(CC)優先モードを選択使用できるようにしました。 これにより、ダイオード負荷でもオーバーシュートのない速い立ち上がりの電流が得られます。
外部アナログ制御、アナログモニタ (LAタイプ)
外部アナログ制御、アナログモニタを装備したLAシリーズもラインアップ
環境に配慮した鉛フリー設計

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