株式会社第一科学

日本アビオニクス

赤外線サーモグラフィカメラ InfReC R300BP-OG

ガラス表面計測モデル
ガラス表面での反射が少ない中間波長帯でガラスの温度を正確に計測!

【溶融ガラスや成型・徐冷時のガラスの温度を、非接触で品質を保ちながら安全かつ正確に計測】
・製造過程においてガラスの表面温度をコントロールすることにより、製造時間の最適化、安定した品質維持さらには歩留まり改善へつながります。
※ガラスの種類によっては、ガラスの表面温度計測ができない場合があります。デモ機においての実測を推奨いたします。

【非冷却型センサでメンテナンスフリーを実現!】
・国産非冷却型センサの優れた感度特性とガラス表面温度計測フィルタを組合せることにより、一般的にガラスの放射率が高いとされる5.2µmから7.4µmの短波長帯のみを検出します。
・従来の冷却型センサを搭載したガラス温度計測モデルと比較して、大幅な低価格化とメンテナンスフリーを実現。センサ冷却機の交換が不要なため、寿命を気にせず使用でき、保守費用も掛かりません。

【優れた操作性と機動性で、厳しい測定環境下でも素早く測定】
測定作業者の高温環境下での負担を減らします
・バッテリ駆動で、わずか1.5kgの小型・軽量ボディ(バッテリ含む、防護シールド含まず)。
・カメラだけで温度データ付き熱画像の動画をSDカードに最速10Hzで記録します。これにより、現場でPCを使わずに、短時間で必要なデータを収録可能です。また、動画データは、専用ソフトウェアによる温度解析が可能です。
・様々なアングルでの撮影を可能とする回転式LCDモニタを搭載。
・ボタンひとつで、温度スケールとフォーカスを同時にアジャストする「フルオート機能」を搭載。高速モーター搭載によるレスポンスの早いオートフォーカスで、瞬時に熱画像を調整します。


【防護シールドで測定者を輻射熱から保護】
・膨大な輻射熱から測定作業者を護る防護シールドで、安全を確保しながら撮影が可能です。


【充実した解析ソフトウェア】
リアルタイム計測(オンライン)

【解析(オフライン)】
データ選択→各種機能で解析/補正・編集

【グラフ作成】
3種類のグラフ表示

【放散熱量計算】
特定図形領域の放散熱量を計算。被写体からの熱損失を解析

【長さ/面積計算】
被写体までの測定距離を入力するだけで、設定図形の長さ/面積を計算します。

【パノラマ編集】
パノラマ撮影(スキャン合成)した熱画像を1画像に結合できます。

【レポート出力】
Excel、Wordテンプレートで画像、グラフを自由にレイアウト

製品仕様